第6話『季節は冬』年末~2月ごろまでの冬ファッション!初詣の振袖姿も華やか。
主人公の黒沢心(黒木華)はピンクや赤、襟元は明るめのシャツを取り入れ、重くなりがちが冬のニットファッションを明るく元気にまとめている!
第6話感想
しかし、そんな安井もかつては心のように漫画家を思う熱心な編集者であった事を、五百旗頭(オダギリジョー)と菊池文則(永岡佑)から聞く。かつて大切に育ててきた『コミックフロー』が売上が伸びない事を理由に、役員決定により廃刊となった。安井は私生活を犠牲にしてまで担当マンガ家の加藤とフローに情熱を傾けていた。なんとか廃刊を阻止しようと、加藤に廃刊の決定を伝えないまま駆けずりまわっていた。
しかし、外部から廃刊の事実を知った加藤は安井に怒鳴りつける。「なんで、そんな大事な事を担当編集者から知らされないんだ。アシスタントや家族を抱えてマンガを描いている。1つ采配を間違えれば取り返しのつかない事になる。会社に守られてなんのリスクも持たずに給料をもらっているサラリーマンとはわけが違う。安井には担当編集者を止めてもらう。」・・・絶望する安井。家にかえると、更においうちが、今度は妻から離婚を切り出される。「仕事は好きなのは知っているが、娘の誕生日まで忘れるなんて・・・私たちが待っている家はあなたに必要ないでしょう?」
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” 仕事と情熱と数字(売上)の板挟みがよくわかる。会社は利益があって初めて成り立つ。どんなに努力しても売り上げの上がらない商品は守る事ができない!安井の苦悩に胸があつくなった!今の冷酷さと昔の情熱との演技が旨い。さすが実力派俳優、安田顕である。それ以来、安井は数字優先の編集者となり、家族の為に定時内でしか仕事をしない機械的な編集者となってしまったのだ。う~辛い!・・・そして昔から変わらないのは定番のボーダーファッションだけだった。”
当時、一緒に『コミックフロー』編集者をしていた、菊池もフロー廃刊で人事から移動を命じられたが、マンガへの情熱が諦められずフリーランスとして『バイブス』に残ったのであった。菊池のファッションもシャツにカーディガンと定番ながら、ピンクやキレイな色を取り入れた感じのいいスタイルである。
壬生(荒川良々)も、いつものお決まりのフードTシャツが鮮やかだった!が、チョット何の絵柄か?わかりづらい物が何点かあった!(右2枚が???)
事情を知った心は編集者のあり方について、深く考えるのだった。悩みながら絵を描いていた東江も『ガールの法則』が終了し、安井から離れる決心をした。もう1度、自分のマンガを描いて今度は、心とまた手を繋ぐ約束をしたのであった。
” ラストに心と東江が、手を取り合っているのを、優しい表情で見守る安井が印象的だった!本当に悪い人はいない。安井もまた彼なりのやり方でマンガを愛する編集者だったのが嬉しい!安井の皮肉っぽいTwitterつぶやき『編集者残酷物語』が最後にアカウント消去になったのだが、安井の心の闇が少し晴れたサインかもしれない~と感じた。”
第7話あらすじ
心(黒木華)が担当する漫画家・中田(永山絢斗)が、三蔵山のもとでアシスタントとして働き始めて一ヶ月。長年、三蔵山のもとで働いているチーフアシスタントの沼田(ムツヒロシ)は、明るく大らかな対応で“過去最高に面倒な後輩”中田の面倒を見ていた。
だが、流星のごとくあらわれた中田は、絵は下手なものの三蔵山はその類まれなる才能に一目置おいており、沼田は徐々に中田に対して劣等感を募らせていった…。
アイデアが溢れ出る中田から「まだいくらでも描けます。早く連載やらせてください」と何冊ものネームノートを渡され驚く心。そんな中田の姿に、沼田はかつての自分の姿を重ねる。
そしてある日、インクまみれになった一冊の中田のネームノートが発見された。せまい環境に閉じ込められたらいじめがおこるという安井の一言に、中田がいじめられているのではないかとザワつく心とバイブス編集部。
一方、心は一世風靡をした天才漫画家・牛露田獏(康すおん)の名作『タイムマシンにお願い』の電子書籍化の担当を和田編集長(松重豊)に命ぜられ、和田と共に許諾をもらいに牛露田宅に出向くことに。昔、牛露田に世話になっていた和田は、牛露田の妻や可愛がっていた娘・アユ(蒔田彩珠)に会えることを懐かしんでいた。
しかし、心たちが目にしたのは、ゴミだめのような悪化した生活環境により、荒んだ娘アユと酒びたりで廃人のようになったかつての天才作家の姿だった…。
※TBS公式『重版出来』より
キャストで前から気になっていた沼田(ムツヒロシ)がいよいよ動き出す!漫画家アシスタントと言う地味な役柄だと思っていたが、ここで物語のキーマンとなって登場するのであろうか?7話に期待したい!
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