『思春期に出会った漫画、映画、アーティストが人生の指針や助けになっている』って経験、みんな誰でもあると思う。第8話ではそんな読者の人生に影響を与えた偉大な2人の漫画家が登場するお話しだった。
第8話 ファッション チェック!
ます、最初に恒例の ファッション チェック!季節は3月頃なので、まだ長袖の重ね着スタイル。黒沢心(黒木華)は今回オレンジと紺色の衣装が多かった。パーカー、カーディーガン、ショートコートなど上に明るいオレンジを持ってきて元気なイメージ!紺や草色の抑え目トーンのシャツの時は柄付きが多い。暗くならないよう顔周りにはスッキリ襟付きで、清潔感を演出!
最初は「幽霊さん」とあだ名がついていたぐらい押しの弱い営業マンというキャラ設定なので、ジャケット色もシックで抑え目な色が多い。しかし、中のカッターシャツに薄紫色をチョイスしたり、襟にボタン付きを選ぶなど、清潔な中にもこだわりの着こなしがある。
毎回お決まりの ”フードTシャツ” 壬生平太(荒川良々)
今回はハンバーガ、食パン目玉焼きのせ、りんごジュース紙パック、と軽食がテーマだったようだ!
五百頭旗敬(オダギリジョー)はスタイリッシュなシャツのバリエーション!
次回からは春先のファッションに移ってくる時期!楽しみである。
第8話ストーリーと感想
週刊「バイブス」の過去の名作、電子書式化の契約の話しを聞こうともしない伝説の漫画家・牛露田獏(康すおん)かつて天才と呼ばれていたが、酒におぼれ廃人のようになってしまっていた。中学生の娘・アユ(蒔田彩珠)は、「あんなのが父で恥ずかしい」と父の存在を恥じ、「お母さんは苦労して死んだ。お母さんを殺したのは父だ。」と心の中で父を恨み、孤独で荒んだ日々を送っていた。そんな時、編集長の和田(重松豊)は岐阜県の実家へ戻っていた。幼なじみのキタノ書店・店主北野勉の書店が、ネットや電子書籍に押され、売上がなくなり、つぶれかけているという話を聞く。しかし北野は「新しい棚をつくる。この店にはこの店の売り方がある。」とまだあきらめていない様子を見て心を打たれる。
和田と北野は青春時代に部室で読んだ『タイムマシーンにおねがい』の思い出話しで盛り上がった。そして二人の青春を作った漫画家・牛露田が全盛期の時、新婚旅行で岐阜に訪れ、キタノ書店に立ち寄った時の話を聞く。「奥さんは綺麗で幸せそうだった。」
東京に帰った和田は、牛露田のアパートを再び訪ずれた。父を恨む娘のアユと牛露田に「お母さんは、お父さんの夢の犠牲になって死んだのではない。一緒に同じ夢を見ていたんじゃないかな?」と昔の様子を話して聞かせた。アユもお母さんが昔よく書いていた猫のイラストが『タイムマシーンにお願い』に出てくるキャラだったと知っり「お母さんはいつも、お父さんのマンガが大好きだって言ってた・・・。」と幸せそうに笑う、母の顔を思い出す。牛露田の目にも涙がこぼれ、二人は抱き合って前に進む決意をした。
一方、黒沢心(黒木華)も孤独なアユを心配して、尊敬する書店員・河(濱田マリ)の人生を変えた『100万オトメバイブル』の話しを聞き、アユに本を紹介する。本が伝えるメッセージは「私たちはみんな羽を持っていて、立派な羽に育てたかったら本をたくさん読みなさい。本の形って鳥でしょう?読めば読むだけ、強くてしなやかな羽になるのよ。」と、ヒロインが母親から送られた言葉を心にきざんで、自分らしく生きる姿であった。
読書オタクで友達のいなかった、思春期の河はこの本に助けられ「私の人生のバイブルだ。」と話していた。アユもまた本のメッセージに心を打たれ、救われたような気がしていた。
” 2人の漫画家にまつわるエピソードが、どちらも感動的だった。今回目を引いたのが、娘役で登場している 蒔田彩珠ちゃんの演技だ!目に凄く力があって、チョット孤独な少女を演じるにはピッタリのはまり役で素晴らしい。ポカリのCMで吉田洋さんと共演しているので、知っている人もいる多いのでは?"
そして嬉しい事に、いくえみ綾さんが描いている『100万オトメバイブル』が実際に試し読みできるのを知っているだろうか?ドラマに出てるくる『ツノひめさま』や『ドラゴン急流』『ガールの法則』も実在の漫画家たちが描いている。

TBSドラマ公式 重版出来からアクセスできる!
ファンにとっては嬉しいサービス(^_^)/~
次回は、いよいよ『バイブス』の宿敵『エンペラー』が『ツノひめさま』の引き抜きを裏工作!
ハラハラドキドキの展開になりそうだ。
第9話あらすじ(ネタばれ)
例のごとく“かまってちゃん”な彼女・梨音(最上もが)の家出に振り回される高畑(滝藤賢一)もちろんネームが遅れてしまう。心(黒木華)や製版所までをも巻き込む始末だ。心(黒木華)は五百旗頭(オダギリジョー)に注意される。「毎度この調子だと困る。担当編集者として高畑にきちんと注意をした方が良い」
ある日、高畑がライバル誌「エンペラー」副編集長・見坊(明和電機)に引き抜きの誘いを受けているところを目撃してしまった五百旗頭。スパイのように2人の後をつけ様子を伺うが、高畑は調子の良い見坊の言葉に浮かれ終始ニヤケ顔だ。
また、かつて五百旗頭と共に作り上げた「バイブス」の看板漫画「ツノひめさま」も、「本当に自分が描きたい作品ではない」と言いだす始末。引き抜きに乗り気の高畑の姿に、気が気ではではない五百旗頭だが…。
一方、高畑の引き抜き話を何も知らされていない心は、連載する作品が決まる“企画決定会議”に向けて、「ピーヴ遷移」の企画書作りに本腰を入れていた。中田(永山絢斗)と共に、編集長が一目で納得するネームや登場人物表を仕上げるべく切磋琢磨だ。幼少期からの人とのコミュニケーション不足が影響し、人物描写が苦手だった中田であるが、三蔵山(小日向文世)のアシスタントらとの共同生活のお陰で、人物描写が徐々に上達していく。しかし、身近にいる女性が心しかいない中田は、理想とする女性キャラクターだけがどうしても描けず、頭を抱えていた。そして中田の苛立ちは、三蔵山の妻(千葉雅子)に向けられてしまう。
そんな中、「ツノひめさま」の原稿を先の分まで完璧に仕上げてきた高畑。急に“優等生”になった高畑の態度に編集部内は驚き、原稿に添付されてきた高畑からの手紙に無邪気に喜ぶ心。しかし、五百旗頭は一人そんな高畑の様子に違和感を感じていた。
第9話は波乱のストーリー!心はどう対応するのか?
0 件のコメント:
コメントを投稿